仕事、恋愛、新しい挑戦や環境など、
色々な場面で常にポジティブに物事を捉えられる人もいれば、その逆で不安やネガティブな気持ちが勝ってしまい、ストレスや体調不良、眠れなくなるなどの精神状態になる人もいます。
日本人は、特にストレス社会とも言われていて、厚生労働省のデータでは、日本人の100人に6人は、生涯でうつ病を経験しているとのことです。
うつ病までは、いかなくとも不安から疲れや寝れない日が続く人は、多いと思います。
僕も、その1人でした。
ですが、自分の中にある不安との向き合い方と解消方法を理解することができれば、不安に強いメンタルを作ることができます。
この記事では、日々生活する中で起こる不安と向き合い、解消する方法をご紹介します。
不安はどんな時に?
不安は、目に見えない心の部分の問題です。
不安で心と頭がいっぱいになると感情に押しつぶされそうになって、どうしたらいいか、いつになれば解消するのか、先が見えず、時間が解決してくれることに任せてしまい自分で自分の心をコントロールできなくなってしまいます。
自分でコントロールできずに、時間任せは、いつ終わるかわからないという新しい不安をうみます。
だからこそ、自分の心を自分でコントロールできる必要があります。まずは、目の前にある不安はどういうものか向き合ってみましょう。
仕事のトラブルか?環境の変化か?好きな人に対する恋愛感情か?お金のことか?自分の将来?人間関係?人によって様々です。よく、自分以外の人は同じ不安や悩みを抱いていないのか、自分が抱えている不安や悩みにも関わらず、人との違いを気にする方もいますが、気にせずに自分の不安や悩みを受け止めましょう。
幸せの形が人によって違うように、不安の形も人によって違います。
どんなことに、不安や悩みを自分は抱えているのかを受け止め、理解することができるだけで安心感や対処法が意外と見えてくるものです。
今抱えている不安や悩みを理解するときのポイントとして、
⚫︎その時のシチュエーション
⚫︎いつからそう感じているか
⚫︎何がきっかけでそう感じているか
⚫︎自分がその不安に対してどう感じているか
⚫︎自分はその不安に対して今何ができているか
この5つがあります。
このポイントを軸に考えることで、その不安の原因やそれが自分にとってどのくらいのもので、どのくらい自分の心は対応できているのかがわかります。
まずは、冷静に自分の不安や悩みを抱える心と向き合ってみましょう。
知識と経験
不安と向き合い、解消することは意外と、シンプルだったりします。
自分の不安や悩みを向き合うのが上手い人もいれば、むしろ考えすぎてわからなくなったり、落ち込んだりする人もいるかもしれませんが、心配する必要はありません。
そんな方のために、不安の簡単な解決法があります。
それは、知識と経験どちらが不足しているかを分別することです。
不安の多くは、知識不足と経験不足からきていることがあります。
例えば、新しい仕事や環境、お金の問題は、知識不足からきていたりします。知らないことからくる不安です。
新しい仕事を成功させるために必要なことを認識できていない知識不足や、新しい環境がどういう人がいるのかどういう現場か自分の役割は?お金のことであれば、実際に必要な正確な金額は?など。
不安で頭が回らなくなり、なんか、なんとなく、だいたい、のような感覚で不安を処理してしまうことで不安を感じるケースも多いです。でも、その感覚で終わらせている部分を具体的な言葉、正確な数字にすることで不安を受け止めることと解決するためのどんな知識が必要なのかがわかります。
経験不足もそうです。不安の中には、そもそも「経験していない」ことがほとんどです。
経験していないから、結果がどうなるかわからない。こう感じるのは、ごく普通のことです。誰しも、経験していないことは未来がわからず不安で、できることなら失敗せずに成功だけしてほしいものです。
だから、初めての体験だと割り切ることも大事だと思います。
おすすめの解決法
ここまで、不安の向き合い方と解消法をお伝えしました。
ここからは、具体的に不安を解消するためにおすすめの方法をご紹介します。
書いてみる
紙やスマホのメモでもかまいません。自分の不安や感情を文字にすることは、自分の不安を頭で考えるよりも整理することができます。また、文字にすることで自分の不安を客観的に見ることがでます。
自分だったらどうアドバイスするか
友達や恋人、家族など、大事な人から相談をうけた時、その人が上手くいくためのアドバイスをしますよね?色々な不安要素があってもどのようにそれを解決するのか、時には、ポジティブな気持ちだけで解決しようとすることも。そして、そのアドバイスでみんな意外と上手くいくものです。自分のことも同様に、客観的にみて、アドバイスをするように考えてみましょう。
ポジティブに割り切る
精神論かもしれませんが、不安を割り切ったり、気にしなかったり、思い切って自分のしたいようにすることは大事です。自分が思っているよりも、そんなに深刻でないことも多いです。ポジティブに割り切ることでそれが、また自信になっていくものです。
ゆっくり過ごす
忙しかったり、疲れているとそもそも自分のことを考える余裕がありません。不安でゆっくり落ち着けないかもしれませんが、その不安を解消するためにゆっくりしましょう。お風呂を湯船まで入ったり、早めに寝る、美味しい食事をとる、好きなことをする。不安からズルズル逃げるためにしているとメリハリがなくなり、最悪、生活習慣病なども招きますが不安を解消するためにこの日は、この時間は、ゆっくりすると期間を決めておくとオンオフがはっきりして効果的です。
誰かに話す
誰かに話すことは、自分の不安を共有できるのでスッキリします。話しただけでは、現実は何も変わりませんが、自分の心のコンディションや頭を整理できたり、違う角度の意見も聞けます。しんどい時は、素直に誰かを頼ることも必要ですね。
最後に
この記事では、日々生活する中で起こる不安と向き合い、解消する方法をご紹介しました。
不安は、誰しも抱えるものです。でも、素直に向き合い、解消することで徐々に上手くいくはずです。そしてそれが、知識と経験になります。
僕も、昔は、不安で何も考えられず、上手くいかない日々の毎日でした。こういう時は、自信も前向きな気持ちも日に日になくなっていきます。そして、現実は何も変わらず苦しむ負のスパイラルです。
割り切ることも大事ですが、時に任せていては、いつまでも自分がしんどい思いをするだけです。他人を変えることは難しいですが、自分を変えることは今からでもできるんじゃないかと僕は、思ったので自分の不安と向き合うことができました。
それが、自信になって、不安を感じても解消することが今ではできます。
皆さんも、もし、自分自身の不安に悩んでいるのならこの方法を試してみてください。
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